2009/7/2 木曜日
防己黄耆湯
変形性膝関節症治療の中心となるのは防己黄耆湯という処方です。皮膚や筋肉が柔らかく、やや肥満傾向の方に処方するのです。いわゆる水がたまりやすい、汗かきで、むくみやすい、疲れやすいというのも目安となっているのです。鎮痛効果はあまり強くなく、効果が出るまでに、やや時間が掛かることが多いのです。 関節にさらに外力がかかると、関節軟骨内部のコラーゲン線維の骨組みが徐々に壊され、プロテオグリカンが失われていき、少しずつ関節軟骨がすり減っていくのです。こうした変化は、変形性膝関節症の前期から初期にかけて起こるのです。
病気は、症状とレントゲン写真像で容易に診断できるのですが、治療は障害や変形の進行の程度によって異なるようですので、近くの整形外科とよく相談しながら進めることが大切になっているのです。関節に水がたまり、痛みがひどいときには、これに五苓散を併せて服用すると、より効果が高くなるのです。防己黄耆湯で効果がない方には、越卑加朮湯を合わせると良いことがあるのです。胃腸が弱く、冷えると一痛みが強くなるタイプでは、桂枝加朮附湯など体を温める処方が有効となっているのす。 軟骨変性がさらに進んで関節軟骨の粘りや弾力性が失われると、荷重を軟骨下骨にうまく分配していた機能がくずれ、軟骨下骨の一か所に荷重が集中してしまうのです。
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